「がん終末期医療の問題点と解決の道を探る」資料を読んで
投稿者:[30代/女性/医療関連(介護・福祉を含む), 看護師]
「チームを組めるドクターやスタッフがいれば在宅医療は支えられる。医師一人につき年間20人看取ることができる。、、」のくだりに関して、病院での看取りの現状からみた意見です。小児・産科の医者が不足しているように看取りの医者も不足しています。疾患の改善が認められ、患者・家族にありがたがられる医療とは違い、非難や訴訟にはなっても、医療者のモチベーションがあがるような相互作用はあまり実感できることが少ないと思います。このような場での医者は、なろうと思ってなったのではなく、他領域での人間関係の悪化、医師としての技術不足、加齢や疾患による身体的問題、医療事故問題、給与問題などの逃避から落ち武者のように至っている人々も少なくない現実があります。パート気分で働く医師には「きちんとした病状説明」は難しく、見当違いの説明をしているときさえあります。また現場には、医者が説明しても理解できないか、理解しようとしないパターナリズムを望む患者サイドの問題もあります。少子高齢化でこれからますます医療者不足は加速すると考えます。大学では定員数を増やしても、医師などとなる能力を持つ素材ばかりではなく、医師のレベル低下または資格取得できないものが増えるようになると思います。永年現場で働いてきたナース達の中にはエキスパートとなり、判断が医者よりも優れているものもいます。大分県立大学ではNPの教育がスタートしています。全人的なケアができ、判断力も兼ね備えた今ここに在るナース達を活用する制度についても検討してもらいたいと思います。変えるためには変わることが必要だと思います。
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