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トピックス

心停止!回復する可能性はどれくらい?

 
最近、野球を始めたAくん(13歳)。練習で取り損ねたボールが胸にあたった。転がったボールを取りに行こうとした途端、倒れてしまった。


 これは、心臓振盪(しんぞうしんとう)と呼ばれる病気の典型的な状況です。これ以外にも心停止を起こすさまざまな原因があります。急に心停止が起こった場合、どうなるのでしょうか?

 総務省消防庁による2007年の救急統計によれば、心臓が原因で心停止を起こし一般の方に目撃され応急処置が行われた回数は19,707件。そのうち、一ヶ月後に生きておられた方は2,013名で、その割合は10.2%でした。とくに、目撃された時から救急隊員が心肺蘇生を開始するまでの時間でみると、図のように10分を境に回復する割合が低くなっていました。「心停止の時間が長くなれば、回復の割合が下がる」事実を再確認した結果と言えます。


 また、居合わせた一般の方々による応急処置があった場合となかった場合の割合も報告されています。結果はどうでしょうか?

 一ヶ月後に生きておられた方は、応急処置があった場合12.2%、一方なかった場合8.4%と実に1.5倍の違いがあったのです。もし、応急処置をすべての人が受けていたとすれば、380人以上の命を救えたことになります。応急処置には、心臓マッサージ、人工呼吸、AED(Automated External Defibrillatorの略、自動体外式除細動器)の使用などがあります。AEDは、最近、町中でもよく見かけるようになってきました。


 みなさんは、いざ心停止された方を目の前にしたとき、適切な行動をとれますか?


アンケートにご参加下さい。 またご意見もこちらまでお寄せ下さい。