
スペイン風邪は、1918年に世界中で流行し、全世界で2~5億人の感染者と4000~5000万人の死者を出した新型のインフルエンザです。当時、日本の人口は5000万人でしたが、なんと約半数の2300万人が感染し、39万人が死亡しました。これほど大勢の人に感染し、死に至らしめた病気は他にありません。(世界史で有名な中世ヨーロッパのペスト大流行を上回ります。)抗生剤や人工呼吸器が開発された現代の医療のもとでスペイン風邪が起こったと仮定しても、世界で6440万人、日本で15万人が死亡すると推計されています。
ちなみに、現在の鳥インフルエンザが強い新型ウイルスになった場合、日本で約210万人が死亡するという推定もあり、その場合スペイン風邪を上回る脅威となります。